自分と生きる 今を生きる

いつでも楽しく生きてみる。 心がよろこぶことしよう。

いつも同じでなくていい

ぶれない自分になりたいと

 

よく耳にします。

 

怒ったり、傷ついたり、悲しんだり、

 

感情は揺れながら、存在していますね。

 

ぶれたくない…

 

たしかにそうです。

 

だって、戻るのが大変ですから。

 

大きくぶれればぶれるほど、

 

戻るのに時間もかかるし、かんたんにはいかないですね。

 

でも、ぶれるのは、悪いことでしょうか。

 

ぶれるのが、当たり前ではありませんか?

 

ぶれても、いいのじゃないですか?

 

「感情に振り回されてしまうのがイヤ!」

 

大きく感情が揺らされて、しんどいのなら、

 

休むことです。

 

あぁ、わたし、しんどくなってるな、

 

つらい、と思ってるな、

 

そう感じたら、

 

すぐに自分を休ませてあげることです。

 

そして、なにがそんなに心を揺らしたのか、

 

のぞいてみる。

 

「ほんとはこうして欲しかったのに、そうじゃなかった」

 

「そんなこと言われたくなかったのに、傷ついた」

 

「また昔からの癖で、考えすぎていた」

 

「そんなつもりはなかったのに、ひどいことを言ってしまった」

 

 

いずれにしても、

 

心が望むこととは違ったことに、

 

揺れてしまったのですね。

 

じゃあ、自分は

 

なにを望んでいたのか?

 

どうありたかったのか?

 

本音は、なんなのか?

 

そこは、自分を知る、チャンスです。

 

ぶれちゃいけない、ぶれるのは自分が弱いからだ、なんて

 

そこだけを気にしていると、

 

常に自己否定がつきまといますが、

 

ぶれたときには、自分の本音を知るチャンス、

 

そう思えば、心の内側をのぞくことが

 

できるように思います。

 

私は彼とやさしい会話がしたかったんだ、

 

私は褒められたかったんだ、

 

頑張ったことを認めて欲しかったんだ、

 

傷ついている心は、

 

小さな声で本音をしゃべりつづけています。

 

耳をすまさないと、なかなか、

 

聞こえてこないかもしれないのです。

 

ぶれてもいい

 

いつも同じでなくていい

 

生きているとは、揺れながら、なのですから。

 

その揺れ方そのものが、

 

美しくもあり、その人らしさとも言えるのですから。

 

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